2011年4月12日火曜日

フィッシュタコ




















私達の住んでいるところはアメリカとメキシコの国境まで車で30分程度とかなり南です。なのでこのあたりの名物もやはりメキシコ料理。メキシコ料理といっても本場な感じのものから、アメリカンな味付けになったものまで色々です。私は学生時代を南部にちょっと、あとは東海岸で過ごしたのでメキシコ料理というものにあまり執着がなく生活してきました。メキシコ料理の(と呼んでいいのか。。。)ファーストフード、Taco Bell(タコベル)が大好物でしたから。

しかしこの街に引っ越してきてから全くファーストフード系には行かなくなりました。なぜってもちろん安くておいしいお店が山ほどあるから。一体私がおいしいと思っていたメキシコ料理ってなんだったんだろうと思うほどです。

日本ではメキシコ料理=タコスというイメージがありますよね。タコスはタコの複数形で、こちらではみんなタコを食べようっていいます。またあのぱりっとしたシェルのタコは完全にアメリカのもの。論文を読んだところロスアンゼルスで生まれた食べ物のようです。またアメリカではブリトーというのもほとんどのメキシコ料理店で見られます。これは大きな小麦粉でできた柔らかい皮に具を詰め込んだ筒状のラップ。まるで大人の靴のような大きさです。これもメキシコでは食べないようです。


ここサンディエゴの名物はフィッシュタコ。白身魚のフライと大きめの千切りキャベツ、マヨネーズベースのソースに香菜などがサンドされています。トルティーヤと呼ばれる皮は基本的にはコーンミールが使われたテクスチャーと風味の強めの皮を2枚重ねているところが多いです。アメリカではあまり魚を使った料理がないので魚のタコっていうだけで日本人の口に合うような気がしませんか?

味もキャベツとフライ、マヨネーズがマッチしておいしいんですよ〜。フライにキャベツを合わせるあたりも私たちの食文化と似ているような気がしなくもなく(笑)。

もちろんこれもお店により味が微妙に異なっていて、値段もまちまち。私が今お気に入りのお店はストリートに止まっているフードトラックのタコでお値段なんと、1個1ドル!!!安い、安すぎる!ちょっと安全とは言いがたい街にあるのでちょくちょく行けないのが悲しい。1個1ドルでこんなのものが食べられるのにマクドナルドで450円くらい払ってビックマックを買うのが可笑しく感じられます。


お気に入りのお店はあるものの、私のおいしいメキシコ料理屋さんの旅はまだまだ続きます。


















↓はシーフードカクテルののったトスタダ。えびやいか、たこなどにオニオン、トマト、香菜、ライムなどで味付けをしたカクテルをトルティーヤを揚げたものの上にのせて一緒に食べます。これもまた美味。

2011年4月11日月曜日

パンケーキ





週末はパンケーキが朝食によく登場します。私は小さいときからホットケーキなんて聞くとわくわくしたものですがうちの息子は夢がないのか意外と食べません。主人が大好きなので焼くときは小さめを30枚くらい焼きます。それを5枚くらい重ねて一気にナイフを入れるのがおいしい。私は甘い朝食よりもトーストに卵、ベーコンといったしょっぱい系の朝食が好みなのでそこまで食べませんが、やはり時々食べるとパンケーキは楽しいですよね。

色々なレシピを試しましたがこの1年ほど、今のレシピに落ち着いています。目指したのはハワイの誰でも知ってるEgg'n Thingsのパンケーキ。手まえ味噌ですがかなり近いと自己満足です(笑)。
配合は中力粉に卵、溶かしバター、ベーキングパウダー、ベーキングソーダ、牛乳、そしてバターミルクか、ヨーグルト、サワークリームのどれかをいれたもの。バターミルクなどがあるのとないのではふんわり加減が違います。

2011年2月6日日曜日

アメリカの安くておいしいもの:Q.Belのチョコレートウエハース

日本は森永、グリコ、カルビーと安くておいしいおかしを提供してくれる大手メーカーがちゃんとありますが(とはいっても原材料を見るとそうでもなかったり苦笑。)、こちらは大手がつくるクッキーやチョコレート菓子はほとんどジャンクといっていいクオリティです。安い原料を使って大量の砂糖(砂糖ならまだしもブドウ糖であることがほとんど)を入れて味も何もあったものではありません。ちょっとおいしいお菓子をと思うと、小さいチョコレートが10㌦くらい。おまけに味は日本のスーパーでちょっとお高めのチョコと同じくらい。「この値段でこれか〜」とがっかり。でも時々「おお!」と思うものを適正価格で見つけるとうれしい!!

これは今までお店で見ていてらしいのですがスルーしてた商品。(そういえばあったなあと今更思ったってことです。)よくスーパーの棚卸しで在庫処分で超お安かったので試してみたら大当たり。チョコレートもビターで甘さも悪くなく、ウエハースもおいしい。なんだか昔食べた高砂屋のウエハースを思い出させるチョコの密度(味は違いますけど)でした。サイトを見るとなんだか家族経営の小さい会社のよう。こういう会社ががんばっていると応援したくなります。添加物やブドウ糖液糖などを使用せず質の高い原料を使っているのですが、でもオーガニックやフェアトレードではありません。サイトではどうしてそれができないのか(会社の規模が小さすぎてオーガニックやフェアトレードの原料が買えないことなど)の理由が書かれていてますます好感度アップ(笑)。


アメリカにご旅行の際にはぜひお土産に。おすすめです!

2011年1月6日木曜日

2010年 お世話になった料理本(その1)

昔から料理本を買っては処分、買っては処分を繰り返してきました。特にブックオフが出来てから気軽に買えてしまうのでうれしいような困ってしまうような。

サンディエゴには東京の実家のそばにあるブックオフより大きなブックオフがあり、取り揃えもこれがなかなか。同じプラザの中には日本の本屋さんもあるのでとても便利です。でも、こちらの本屋さんに久しぶりに先日行ったところ料理本のコーナーが縮小されていることに気がつきました。 ブックオフができたからなのかとも思うのですが、もしかするとネットの影響が大きいのかなとも思います。


日本人のお友達と持ち寄りのランチなどをすると、みんな本当においしいものを持ち寄るのですが、レシピを聞くと「Cookpadよ」と答える割合の高いこと高いこと!(笑)。「母のレシピなの」やら「○○っていう本よ」なんて聞くことはもうなくなりました。10年くらいまではそんなコメントばかりだったのに(って私は何歳?苦笑)。


このレシピサイトもつくレポが多ければおいしいわけでもなく、そのあたりの見極めが必要だとおもうのは私だけ?プロ顔負けの料理やアイデアもあれば、(これのせちゃう?)?と思ってしまうものまでさまざま。(ってほんと、失礼ですみません!すみません!)


それでも私は意外といまだに料理本派なのです。この料理本もうーん、失敗かな?と思うのはブログ発の本。校正もとっても甘いものが多いです。これは作者っていうより出版社のミスかなあ。やっぱり何刷もされている昔からの本は信用ができます。

その中でも2010年も本当にお世話になりました!という料理本をご紹介。本当におすすめの料理本なので機会があれば(まずは図書館などで借りるのも手)手にとってみてください!
パリっ子の食卓—四季の味90皿

パリの日本人向けのフリーペーパーに連載されていた編集長のコラムがまとめられたもの。フランスのビストロ風、いわゆる家庭料理や、様々な国の料理が食べられるパリの味がまとめられています。その一皿一皿に合うワインも紹介されています。本当に読んでいるだけでわくわくして、何度読み返したかわかりません。写真もないし、ちゃんとした箇条書きのレシピなどもありません。でも料理を愛する人が何回も何回もつくられたレシピなんだなと感じさせてくれます。残念なことに絶版になっているので購入は中古のみ。先日結婚した友人にもキッチングッズと共にこれをプレゼントしたほど。キッチンで開きながら料理したり、書き込みをしたりするのでかなり使用感がでてきましたがそれもまた嬉しかったり。将来息子と娘が独り立ちするときにプレゼントしたいので(って一体いつの話だって?笑)中古を2冊買っておいたほうがいいかなと思ったり。


そしてお料理初心者から極めたい人までおすすめなのがこちら。




もうお亡くなりになっている元帝国ホテルの総料理長、村上信夫さんの本なのですが、彼の語り口は早口て小鳥がついばむように話すのですが、その口調そのままが本になっています。ハンバーグ、ステーキ、マカロニサラダ、などおうちで日々私たちがつくる何気ない洋食が本当においしくつくれます。ハンバーグのソースなんかはケチャップやソースを混ぜてつくる、誰でもがつくるソースのはずなのに、出来上がりを食べさせると誰もが「これ何のソース?」と聞くほどおいしかったりします。もちろん何回もつくっていくうちに自分ならではで足すものも出てきますが、それはそれで彼の望むところなのではないかなと思います。


タイトルがその1となっていますが、本当は1回で全部書き留めておきたかったのだけど長くなるそうなので連載に(笑)。

でもこの2冊、特に入手しやすさや文庫本になっていることを考えると、村上さんの本は特におすすめです。そして海外へ引っ越す方にもぜひ!彼のつくる洋食は私たちにとってはもう和食であり、材料もアメリカなどでも簡単に手に入るものばかり。いや、むしろコールマンの洋からし、なんてこちらのほうが安いし。ということでこの本の中で海外でつくれないものはほとんどありません。


ではその2もいつか。